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合コンレポート

 

 

友人A君から俺の携帯への突然の電話。

 

A君「えいじ、合コンに行かないか?4:4なんだけど、男の人数が一人足りなくて困ってるんだ」

俺「俺、そういうの苦手だから、嫌」

A君「そう言わずに、行こうぜ、お前だって彼女欲しいだろう?」

俺「それは、そうだけど・・・俺場違いだろ。俺全然喋らないし、容姿的にも問題あるし・・・」

A君「俺が一度でもお前の事をブサイクと言った事あるか?そんなに悪い顔はしてないぞ」

俺「いや、それでも会話が出来るかどうかが問題だしな・・・」

A君「大丈夫、合コンってお前が考えている程緊張するもんでもないし、普通に喋ってりゃいいんだよ」

俺「それはそうなのかもしれないけど・・・」

 

正直、行きたくはなかった。

初対面の人と話すのは苦手だし、合コンの経験は全くないし。

それになにより、前回のオフ会で失敗しているから。楽しい時間を過ごす事が出来なかったから。

けど、彼女が欲しいのは事実だし、こういう機会を逃すと全くと言っていい程出会いがないのも事実。

それなら、多少のリスクは覚悟して、行ってみるしかない――。

そう思い立った俺は、

 

俺「・・・分かった、今からA君の家に行くわ」

A君「おぉ、来てくれるか!!今日は思う存分に楽しもうぜぃ」

 

と言って電話を切り、自分なりの精一杯のオシャレをして、A君の家に向かった。

 

A君「よっ、久しぶり、えいじ・・・って眉毛剃ってる!?」

俺「そりゃ剃るさ。最近ちょっとだけオシャレに目覚めてるからね」

A君「なるほど、まぁとりあえず俺の部屋に上がれ」

俺「あい」

 

A君の家に到着後、20分程ゆっくり2人で話して、

その後A君の家を後にして、車で駅に向かった。どうやら合コンは宮崎市内の方であるらしい。

 

駅に到着後、新たに男性メンバー2人と女性メンバー1人と合流。

どうやら、男2人の方は、A君のクラスメートらしく、親しげに俺に話しかけてきた。

2人とも今風の結構カッコイイ人達だった。というか、俺を除いて皆カッコよかった。

女の子の方は、見て思わずビックリした。俺が前好きだった人にちょっと似てる。結構可愛い。

 

そして、電車が到着したので、5人で電車に乗車。

電車の中で、皆でワイワイ会話をした。といっても、俺は緊張していたので、さほど喋れてはいなかったが。

普通の、他愛もない会話を展開しつつ、親睦を少しずつ深めていった。

その中で、特に印象的だったのが、男性メンバーの1人、Kさんとのこの会話。

 

俺「皆カッコいいですよね。俺もオシャレしてきたつもりなんですけど、どうでしょうか・・・?」

Kさん「いや、別に悪くはないと思うよ?カッコいいカッコいい」

俺「そうですか?けど、安物しか着てませんし、最近オシャレに多少目覚めた程度のレベルですしね・・・」

Kさん「高いものを着るのはカッコいいとは言わないぞ。カッコよくなろうとする気持ちが、大事なんだぞ。

    えいじはカッコよくなろうと努力してるんなら、それで十分カッコいいんだよ。安物でも全然問題ない」

俺「なるほど・・・」

 

このKさんの言葉には正直、感動・共感した。

何より大事なのは、気持ち。

確かに、その通りなのかもしれない。

人は、変わろうとする気持ちがないと変われないのだろうから。

 

そして、1時間後、宮崎駅に電車が到着。

そこから、合コン開催の場に集まり、新たに女性メンバー3人と合流。

3人共、俺が見た感じでは、まぁ普通の女の子かなという印象だった。

 

その時、女性陣を見た他の男性メンバーが、

 

「あっ、ちょっと軽くテンション下がった・・・」

「今日は駄目だな・・・飲む事に集中しようかね・・・」

 

と、つぶやきを漏らしていた。

要するに、容姿的にお気に召さなかったらしい。

 

やっぱり、合コンというものは、

「カッコいい男の子に出会う為・可愛い女の子に出会う為」に開くというのが当たり前なのだろうか?

そして、自分が望むような相手がいなかったら、合コンをする前からテンションが下がってしまうものなのだろうか?

容姿が全てで、中身は容姿が悪ければ見てすらもらえない、それが合コンというものなのだろうか?

 

俺だって、本音を言うのであれば、可愛い女の子と話せるのなら、それに越したことはないとは思う。

けど、中身のない容姿って、虚しくはないのか?中身あってこその容姿じゃないのか?

合コンする前から「もうこの合コンは駄目だ」なんて言い切れるのはなんでだ?

実際に話して、その人の良さを知って、初めて「この子、イィなぁ」って思うんじゃないのか?

 

・・・といった感じで、合コンが始まる前から色々と考え込んでしまっていた。

こんな事を考えてしまうのは合コンが初めてでどういったものか知らなかったから?

それとも、単に俺の頭が固いから?

おそらく、後者なのだろう。

変な所で真面目な俺は、たまに自分だけ他の人と違うというような疎外感を感じることがあるから。

 

その後、夜10時になり、いよいよ、合コン開始。1次会は居酒屋、2次会はカラオケ。

そして、結果から先に述べておくと・・・

 

さっぱり駄目だった_| ̄|○

 

やっぱり、俺はこういう場には向いてなかった。

会話も全然弾まないし、場のテンションについていけないし、

それならテンション上げないとと思いつつ、ビールを中ジョッキ4杯程飲んだら、すっかり酔ってフラフラになったし・・・

カラオケは最初の方は「えいじ君ミスチル歌って〜」と言われるがままに歌ったら意外と好評だったけど、

その後はさっぱり駄目だったし・・・

まぁ、もう忘れよう。いい経験したと思う。合コン、した事あるのとないのじゃ、全然違うし、ね。

 

合コンを終えて、俺は、合コンには俺が求めているような出会いはない、ふとそう思ってしまった。

いい出会いって、一体どこに行ったらあるのだろう・・・?と、疑問に思えてならない。

俺は、いつになったら恋愛が出来るのだろうか。彼女が出来るのだろうか。

今はまだ無理かも知れないけど、きっといつか来るその日まで、今はひたすら自分を磨くしかない。そう思った。

 

 

今年に入って初めて体験した「オフ会」と「合コン」。

そして、それらを通して、痛感した事・・・

 

俺という人間は、つくづく、人付き合いって奴が向いてないんだな、と。

 

人見知りで、会話そのものも苦手で、

初対面の人とは会話すら交わすことができないし、

多少仲良くなってからも、会話が下手なもんだから、すぐに会話に詰まってしまう。

日記に書いてあるような事なんて、実際は全然言えない。ごく普通な、つまらない会話しかできない。

だから、簡単に人と仲良くなる事が、できない。オフ会や合コンなどという、その場限りの出会いであれば、なおさらだ。

 

この性格、直せるものなら直したい。常日頃から俺はそう思っている。

そう簡単には変えられないかもしれない。けど、変えるしかないから。変えようと思わなければ、変わらないから。

大切なのは、変わろうとする気持ち。そうだったよな。変わるための努力くらいは、しないと。

 

今後も、こういったイベントに参加し、

新たな人との出会いを求め、社交性を身に着けていく必要がありそうだ、と思った今日この頃。

 

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