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自分らしく生きる

 

  よく、男らしく、女らしくっていう言葉を耳にすることがある。

「あんた、男らしくないよ!!」

「お前だって、もっと女らしくしろよ!!」

こんな感じだろうか。

俺自身には、正直言えば、男らしさなんて全くと言っていい程足りないので、

何回言われたことがあるだろうなぁ、そういうの・・・

「えいじってさ、顔が悪いってことはないよ。男らしさが足りないからモテないんじゃない?」

それも、実際、図星だろう。

奥手で、優柔不断で、受け身で、自分から行動の起こせない男で、

確かに、男らしさなんて、今の俺には、カケラ程もないのかもしれない。

けどさ、俺、そういう時、いつも思うんだ。

「男らしくないといけない理由って、何なんだよ!!」と。

別に、真っ向からそういう意見に対して反抗している訳ではない。むしろ、受け入れているくらいだ。

俺だって、男らしくなりたい。好きで、こんな男でいる訳じゃない。

男らしくなる為に、もっと努力しないといけないだろうし、実際、努力しようとも思ってる。

けど、さ・・・

それは、誰かに強要されたから、そう思ったんじゃない。自分の意思で、そう思ったからなんだ。

「男は男らしく生きろ!!」という周りの考えに縛られ、強要されると、ストレスになっちゃうだろ?

何ですか、それは?みんな男らしくなければいけないんですか?個性ってそんなもんですか?って。

俺だって、男らしく生きたい。決してその考えを否定したい訳じゃない。

けど、俺は、個性を、俺らしさを、何よりも大切にしたいんだ。尊重してもらいたいんだ。

俺という人間の個性を置き去りにして「男らしくないから嫌」の一言で片付けられるなんて、

俺はできることならされたくは、ないんだ。

 

女性より男性の年間自殺者が多いのも、こういった「男」としての性差別を受けているかららしい。

「男のくせに泣くな」「男のくせにいつまでもウジウジ悩んでるな」って、さ。

辛い時ほど、男らしさを求められることは、男にとっては本当に辛いことで、

辛い時ほど、一人で辛い状況を打破しないと、という男らしさを求められ、縛られ、苦しんで。

「男らしく」「女らしく」っていう言葉は、俺は人の心を締め付ける鎖であると考えている。

だから、たまにはそんな鎖を断ち切って、ありのままの自分でいてもいいんじゃないかなぁ?

 

俺は、男らしく生きたい。周りから男らしさを求められているからではなく、

他ならぬ自分が男らしくありたいと願っているから、頑張って、男らしくなりたい。

だから「もっと男らしくなりないよ!!」という強要みたいな言葉じゃなくて、

願わくば「男らしくなれるといいね、頑張って!!」と、軽く俺の背中を後押ししてほしい。

そしたら、俺、どこまでも頑張れると思うから。

 

そして、それ以上に、俺は自分らしく生きたい。

俺は男だけど、泣きたい時は思いっきり泣きたい。辛い時は、友達を頼ったりしたい。

自分の感情を「男らしくない」という理由で抑えるのには、我慢がならないんだ。嫌なんだ。

俺は、俺らしく、生きていけたらいいなと思う。

 

例え男性であれ、女性であれ、人間であるという点ではみんな同じ。

だから、「男」「女」というカテゴリーにあてはめて見るんじゃなくて、

同じ人間なんだという認識の下、みんなで励ましあいながら毎日を生きていけたら・・・と俺は思っている。

 

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