カナリア―操り人形の夢―
どれだけ犠牲者を出せばアイツは満足するんだろう
十字架に磔にされ、カナリアとなった君の涙が頬を伝う
いい人を演じて人形となって―それで骸になっていくんだろうか
冗談はよしてくれ!
何で君を死なせなければならないんだ!
運命だとか、止めようがないだとか…もう聞き飽きた!
毒だらけの臭気の洞窟へ入れられる鳥の様に
諦めた眸で君は消えるつもりなのか
誰かの為でもなんでもない犠牲に意味などあるものか
それを知る余地すら 君には与えられなかった―?
これも悪戯のつもりなのか!?
所詮この世界はアイツの思うが侭、操り人形でしかないのか!?
―気付けば自分の指にも頭にも 見えない糸が絡み付いていた―